
トップ争いを繰り広げたライダーたちの疲れ切った表情が、レースのタフさを物語る。2011 全日本モトクロス第8戦 MFJ-GP。(雨のち)晴れの舞台で、ニューマシンのデビュー戦を担ったボブリシェフとゴンサルベス。彼らにとってはオーバーオールでの1位こそが勝利であり、ボブリシェフのミスをカバーしたゴンサルベスが大事な役割を全うして見せた。シーズンオフ、来季に向けてのシェークダウンテストが来日の主な目的だった。もちろんフィジカルもメンタルも、100%のレースモードとはほど遠い。一方で、120%の力をぶつけたのが成田だった。ヒート1、成田の気迫に屈したボブリシェフとコンサルベス。そしてヒート2、100%の力を出し切れなかったとこを悔やむ成田。それでも3人は、4位以下を寄せつけず突き放した。「グランプリ大会」戦い終えたライダーたちの火照った身体を、秋の風が包み込む。
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